日本には何と300種類のお米の品種がありそうです。
品種別収穫量のランキングは下記になります。
全国各地で作られ、知名度、人気が高く、収穫量も群を抜いて多く、美味しいお米の代名詞とも言うべき品種。味・香り・粘り・つやに優れています。
名前の前に生産地が付けられ販売されている高級品もあります。
→まさに日本人好みのお米と言えるでしょう。
コシヒカリから生まれた品種で、コシヒカリに次いで収穫量が多い。
宮城県や岩手県、山形県、福島県、そのほか東北地方以外でも作られています。
味だけでなく粒の見た目も良くおもわず「ひとめぼれ」になる粘りの強いお米。
→冷めても美味しいのが特長。
ひとめぼれと同じくらい多く収穫されている品種。
九州全域のほか、西日本各地で作られています。
粘りがあってバランスのとれた味で、収穫が安定したお米です。
秋田県オリジナルの品種を目指して開発されたお米。
秋田県以外に岩手県、山形県、茨城県などでも多く作られています。
秋田県の出身といわれる小野小町から名付けられたといいます。(秋田+小町→あきたこまち)
その特長は何と言ってもモチモチとした食感にあり、水分が多くもち米のように粘りがあります。→おにぎりなどにも最適。
豊富な日照時間と昼夜の気温差の下で生まれた山形県のお米。
粒の表面がしっかりしています。
→少しくらい水加減を間違えてもふっくらと美味しいご飯が炊けるというのが特長。
コシヒカリとは対照的にあっさりとクセのない味が特長で、コシヒカリが出回るまではもっとも人気の高い品種で、現在も好まれる方が多く存在します。
→お寿司屋さんでよく使われていると聞きます。
お米は、日本全国で生産されますが、それには品種改良が必要でした。
その地域(気候風土)にあった品種が最も美味しいといえます。
新潟魚沼産のコシヒカリが有名なのは、コシヒカリは日本全国で生産されますが、魚沼が品種と産地の環境が最も合致しているからと言えるでしょう。
通常、私たちが食べるのは白米ですが、これは玄米を精米したものです。
精米の過程で、大事な栄養素(ビタミンB群他)が抜け落ちています。
健康ブームに伴い玄米食が注目されるようになりました。
※ビタミンB群が不足すると脚気の原因になります。江戸時代、麦飯から白米に切り替わった時に江戸患いという病気がはやりましたが、これは、麦から白米に変更したことで不足したビタミンB群によって脚気が引き起こされたものと考えられます。
新米(しんまい)と古米(こまい)の違いは、その年に収穫されたお米が「新米」、前年に収穫されたお米を「古米」と言う場合が多いですが、明確な定義がないのが実情です。
このサイトでは、上記の定義を用います。
古米は新米より鮮度の古くなったお米ですので、味が落ちます。
その結果、価格が安いです。