ノンアルコール飲料の疑問に答えます。
ノンアルコール飲料(ビール・カクテル・ワイン・焼酎等)とは、
「日本の法律では清涼飲料水に分類されて」いますが、そもそも、アルコール分を含まないものをわざわざ、「ノンアルコール」と表示する必要はないわけです。
現在市販されている「ノンアルコール」飲料の大半は、「1%未満のアルコール分を含む」飲料と考えてよいでしょう。
「1%未満のアルコール分を含む」というところがミソです。
酒税法では、「1%未満のアルコール分を含む」飲料は、アルコールに分類されません。
従って、「ノンアルコール」(アルコール分0%)とうたってよいわけです。
しかしながら、これは、酒税法(アルコール飲料に課税する)上、そう分類しているだけであって、アルコールが入っていないわけではありません。
ノンアルコール飲料の代表といえば、ノンアルコールビールです。
飲酒運転の規制強化により、俄然、注目を浴びたノンアルコールビールですが、ノンアルコールビールはいくら飲んでも酔わないのでしょうか?
「1%未満のアルコール」とはいえ、アルコールが入っています。
その為、メーカーでは「成人向け」とうたっています。
従って、勤務中にはノンアルコールビールを飲むのは問題ありということになるでしょう。
アルコールを飲んで「酔う、酔わない」は、飲む量と体質によりますので一概にどうと言えませんが、微量ながら、アルコールは入っているということを認識する必要があります。
ノンアルコールと呼ばれる「1%未満のアルコール」には、アルコール濃度が0.99・・%から0%まで幅があります。
メーカーはアルコールが限りなくゼロに近いということを伝えたいが為に「アルコール分0.00%」と表示しています。
妊婦の方は、アルコールの胎児への影響を考えてご心配される方もおられますすが、微量なアルコールはアルコール以外の食品にも含まれています。
醤油のアルコール濃度が2〜3%、みりん風調味料は1%未満だということです。
ノンアルコールビールが駄目なら、そういった食品も駄目ということになります。
実際のところ、妊娠や授乳中にノンアルコールビールをたしなむ方は多く存在します。
ノンアルコールビールを飲んでいる妊婦さんの口コミ
飲むなら、「アルコール分0.00%」を選びましょう。
そして、飲みすぎには注意しましょう。
ノンアルコール飲料と言えば、ノンアルコールビールが有名ですが、ノンアルコールビール以外にもノンアルコール飲料はあります。
カクテル・ワイン・焼酎・梅酒・甘酒等です。
さらに、ダイエットを意識して、ノンアルコール+ノンカロリーの飲料もあります。